実家は六甲山地の麓にあって、
窓を開ければすぐに山が見える。
もうなくなった母の実家もやっぱり山が近くて
(と言うか、平たく言えばド田舎だった)
だからか関東はだだっ広くて落ち着かない。
もともと耳を定期的にリセットさせておかないと
使いものにならなくなるのもあり、
乗りテツであることも手伝って(笑)、
宇都宮での仕事が終わってから
18切符を使って行ける距離を割り出して目的地を定め
ローカル線に飛び乗った。
それにしても、関東平野は本気で広い。
関西なんて、梅田から30分も電車に乗れば山が見えるのに、
1時間以上乗らないと着かないだもんなあ(ヘコタレ
新前橋で乗り換えながら山が見えたときに
無性に安心したのは、だから気のせいじゃないはず。
吾妻線は観光地(それも温泉地)が沿線に多いのだけど
温泉は一人で泊まるのにはちとハードルが高いので
お一人様料金があらかじめ設定されてあった
普通の民宿に宿を取ることにして。
少しずつ山に近づくシチュエーションに
次第に少なくなっていく音数。
携帯が圏外なのがさらにいい感じ(笑
駅に降り立った時の静寂と
まだ肌を刺すような空気に
自分の中に溜め込んでいた何かが出て行く感じがした。
ほんと、あれだけの音に毎日曝され続けていたら
そりゃ疲れるわなー、アタシ。
日常から切り離されて山の中でぼけーっとすることこそが
(でも寒いの苦手だから雪山じゃないほうがいい)
必要だったのだと改めて認識しましたわ。
宿のご主人にも奥さまにも
湯治でもスキーでもないのに、
まだ春にもなりきらないイナカに来るなんて、と
かなり珍しがられましたが
雑音が少ないオフシーズンじゃないと
静かな場所ってあんましないしなー。
あ、でも、
今回の宿の周辺は、
夏になれば一面キャベツ畑(
嬬恋の特産とか)らしい。
それは見てみたいかもなー。
それに限らず、
アルプスの麓はまだまだ行ってみたい。
トレッキングもスキーでできないけどさ。